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妻と娘が“推し活”で東京に出かけた朝。
残された男子チームに、二枚のメモが託された。
テーブルの上には、丁寧にびっしりと書かれた指令書。
そこには、洗濯のやり方や、冷蔵庫の何を捨てていいか、さらに──
「ペットボトルはラベルとキャップを取ってから」
「猫のナナちゃんが来たら、氷入りの水をあげて」
「近所のトラ(猫)が来たときは、うちの子たちとバッティングしないように注意」
情報量がすごい。愛と配慮に満ちている。
だが同時に、問題もある。
例えば洗濯の欄には、「1番左のボトルを最初、次に真ん中のをちょっとだけ」とある。
……が、ボトルの中身の名前は書いてない。
おしゃれすぎて、どれが洗剤で、どれが柔軟剤か分からない。
そもそも“ちょっとだけ”って、どれくらい?
小さじ? 手の感覚? 僕の裁量?
こういうときに「手伝おうか?」なんて言葉は禁句だ。
なぜなら「手伝う」は、妻の仕事であると決めつけている響きを含むから。
でも実際は、手伝いたいのだ。やる気もある。
ただ、いろんなことが分からないだけなのだ。
洗剤のタイミング、ナナちゃんとトラの顔の見分け方、そしてペットボトルの一時置き場。
男子チームは今日、柔軟剤なしで洗濯を回し、冷蔵庫のタレと格闘し、
ゴミ袋を家中探し回った挙句、廊下のチェストで発見した。
きっと妻が帰ってきたら、「ここ、やってないじゃん」と言うだろう。
でも僕たちは言いたい。
「ぜんぶ、ちゃんとやったんだよ。やり方は独特だったかもしれないけれど」
と。
コロナで寝込んでいます。
これで3回目。半年おきにかかっていて、しかも毎回、大きなイベントが終わったタイミングでやってくる。
今回はとにかく頭がガンガンして、何も考える気が起きません。
「こういう機会に、新しい目標でも立ててみようかな」なんて思ったけど、ムリ。
目は閉じてるけど、思考は漂っていて、何も考えてないようでいて、
「次、どうする?」という問いだけは、自分の中にそっと投げておきました。
答えなんて出てこないし、探す元気もないけれど、
きっとこの問いを受け取った“どこかの自分”が、ぼんやりと考えてくれている気がしています。
今はまだ見えないだけで。
今日もとにかく寝て、回復を待ちます。
歯だけはちゃんと磨いて、あとはもう、な〜んにもしません。
たまには、そんな日もいいじゃないですか。
かっこいい人って、ほんとうにいる。
それは何かっていうと、“スタイル”とか“世界”を持っている人のこと。
ブランドの服とか、いい時計をしてるとか、もちろんそういうんじゃない。
自分の軸で立っていて、ブレない。
何を着ていても、その人らしさがにじみ出てる。
そういう人に出会うと、自分なんかまだまだだなぁと思う。
服のセンス云々より前に、もっと内側を磨かないと、と。
最近、息子に服の選び方を少しずつ教えている。
と言っても偉そうに指南してるわけじゃなくて、
30年かけて私が失敗してきた記録を、ちょっとずつ伝えているだけ。
「大柄の模様は似合わないぞ」とか、
「首元はキュッとした方が小林家の顔には合う」とか、
そんなことばかり言ってるけれど、
その裏には、“自分がどう見られたいか”より
“自分がどう在りたいか”を大切にしてほしいって思いがある。
ほんとうにかっこいい人って、外側だけじゃない。
言葉が自然体で、呼吸が落ち着いていて、
背筋が伸びてて、自分のペースで歩いてる。
服は、それを支える一つのツールでしかない。
だから私も最近では、“似合うかどうか”より
“この服を着て、どんな自分でいたいか”を考えて選ぶようになった。
結局、息子にアドバイスしてる言葉は、
全部、自分にも向けているんだと思う。
今日は朝からスニーカーを洗って、車の洗車をして、車内に掃除機をかけて。
さらに、自分の持ち物をすべて点検して、使わなくなったものを手放しました。
実はこの“リセット”のタイミング、ちょっと前からうずうずしていたんです。
というのも、先週で子どもたちの部活動が一区切りついたんですよね。
となると、使わなくなるモノ、使用頻度がガラリと変わるモノが出てくる。
そんな今こそ、暮らしを見直す絶好のタイミングなんです。
それでやっぱり、無印良品。
今月オープンした鶴岡店をのぞいてきました。
とはいえ、整理収納の鉄則は「収納グッズを買うのは最後の最後」。
ということで、今日は品揃えをチェックするだけに。
やっぱり“見せる収納”ってテンション上がるんですよね。
「どうしまうか」より、「どう魅せるか」。
それを考える時間そのものが、暮らしを整えることにつながってる気がします。
今日は、半年間かけて準備してきた事業プランのプレゼン当日でした。
与えられた時間は、わずか10分。
されど、その10分のために積み重ねてきた時間は、言葉にできないほどです。
資料を練り直し、数字を見直し、何度も壁にぶつかっては、
「もう無理かもしれない」と思ったことも、数えきれません。
6月に入ってからは、眠れない夜が続きました。
頭の中ではずっと、この事業の未来がグルグルとまわっていて、
目を閉じても、心が動いていたように思います。
結果は、まだわかりません。
でも、ここまで来れたこと、今日この場に立てたことが、何よりの成果。
10分という限られた時間に、
信じる未来と、小さな確信と、たくさんの覚悟を込めました。
評価は他者に委ねるしかないけれど、
「やりきった」と思える自分が、今ここにいます。