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環境管理センターブログ

2026/02/10
811/1000 グルテンフリーと霜焼けの意外な関係   

この冬、私にとってはっきりとした変化があった。

毎年、足の指が凍傷レベルの地獄の霜焼けに悩まされてきた。

歩くのがやっとで、革靴を履くことができない。

そんな冬が、ずっと当たり前だった。

中学生のころからだ。

医者にも行った。

けれど、治らなかった。

「これはもう体質なのだろう」と、いつしか思うようになっていた。

しまいには、素人判断で

「逆にいいのでは?」と、毎朝足を水につけるという、

今思えばかなり無謀なことまでした。

それでも、治らなかった。

だから今年、霜焼けが出ていないことに、

実はまだ少し戸惑っている。

暖冬だったから、という話ではない。

自分でも、そこははっきり分かっている。

私がやったことは、ただ一つ。

グルテンフリー。

ラーメンも、パンも、うどんも食べなかった。

お菓子も口にしなかった。

劇的な健康法を始めたつもりはない。

誰かに強く勧められたわけでもない。

ただ、試してみただけだ。

エビデンスがあるかどうかは、正直分からない。

霜焼けとグルテンの因果関係を、私は説明できない。

けれど、身体は正直だった。

何十年も当たり前のように起きていた不調が、

今年は、起きなかった。

理解は遅れてくる。

変化は、先に起きる。

治らないものと付き合う、という感覚が、

いつの間にか「仕方のないもの」に変わっていたのだと思う。

でもそれは、本当に仕方のないことだったのだろうか。

この冬、消えたのは霜焼けだけではない。

「どうせ治らない」という、長年の思い込みも、

一緒に静かに消えていた。

霜焼けがない冬は、たぶん、これまでとは別の季節だ。

2026/02/08
809/1000 ロックスターのサブスクマーケテイング   

ロックスターには、つい神秘を求めすぎてしまう。

ずっと不良で、心に傷を負っていて、社会にうまく回収されず、それでもどこかで救われたいと願っている。そんな存在であってほしい、と。

90年代、スマッシングパンプキンスは、まさにそういうロックスターだった。

時代のトップランナーでありながら、完成しきらず、常に迷いの中にいるように見えた。

答えを示す存在というより、問いを抱えたまま鳴っているバンド。

その不安定さが、当時の空気と強く共鳴していた。

けれど今、ロックスターを取り巻く環境は大きく変わった。

サブスクの時代だ。

アルバムを通して聴くよりも、プレイリストやレコメンドの中で、曲は文脈ごと流れていく。

この時代に重要なのは、「どんな音か」以上に、「これは何者か」が一瞬で伝わることだ。

そんな中で、ヤングブラッドがスマパンをフィーチャーする。

そこには、はっきりとサブスク時代のマーケティング構造があるように感じた。

若い世代の現在形の音楽に、90年代の文脈を重ねることで、世代をまたぐ入口を作る。

アルゴリズムの中で名前を循環させ、忘れられない存在で居続けるための設計だ。

正直に言えば、音楽的な結びつきはそれほど強くないように感じた。

ヤングブラッドは、グラムロックの王子様的な佇まい、外に開いた自己表現の人で、直線的で、今を切り取るタイプのロックスターだ。

一方でスマパンは、内側に沈み込み、迷いを抱え込む音楽だった。

だから「だしにされた感」を覚える人がいても、不思議ではない。

それでも、不思議と嫌な気持ちにはならなかった。

むしろ、少し嬉しかった。

スマパンは、過去の伝説として消費されていたとしても、

ヤングブラッドの現在形の曲の中に、「文脈」として呼び出されている。

それは、彼らが音楽をやめなかったからだ。

評価が割れても、神秘が薄れても、迷いの中で鳴らし続けてきた。

時代を切り取るのは、やはり若者だ。


ロックスターが、より一層巧妙なマーケティングを仕掛ける時代。

ロックもまた、生き残りをかけているのだ。

2026/02/06
807/1000 最後の40代を丁寧に   

鶴岡市から山形市までは、およそ90km。

車で走ると、だいたい2時間ほどかかる。

普段は庄内総合支庁に伺うことが多く、

県庁に足を運ぶ機会は、実はあまりない。

 

仕事で関わるのは、循環型社会推進課や環境課。

県の職員さんは異動が多く、

以前お世話になった懐かしい顔に、思いがけず再会することがある。

 

今回も、こちらは気づいていたのに、

「……え? 小林さん?」と、少し間を置いて声をかけられた。

 

最近、「若くなりましたね」「雰囲気が変わりましたね」と言われることが増えた。

自分では、大きく変わったつもりはない。

 

髪型や姿勢を少し意識するようになったこと。

体や肌のケアを、前より丁寧にするようになったこと。

「もういいや」と投げずに、自分に手をかけ続けてきただけだ。

 

そして今年、最後の40代を迎える。

 

若さを取り戻したいわけじゃない。

ただ、自分を雑に扱わずにいたい。

 

完璧じゃなくていい。

少し整えて、また歩く。

 

積み重ねてきたことは、やっぱり裏切らない。

そして、その多くは、

背中を押してくれた、妻のアドバイスのおかげだ。


2026/02/04
807/1000 空き家と積雪   

今日は立春ということで、日差しがほんの少しだけ柔らかく感じられる一日だった。

今年は、凍てつくような寒さというほどではない。けれど、積雪は多い。

日本海側特有の、重く湿った雪が、町を静かに覆っている。

雪が積もると、空き家がより際立つ。

足跡がない。

除雪されていない。

人の気配が、はっきりと消える。

そんなわけで、不動産屋さんなどは、この時期に空き家の調査をしていたりする。

所有者にヒアリングするより、よほど効率的だ。

雪は正直だ。

人が関わっている家と、そうでない家を、容赦なくあぶり出す。

この雪は、私たちの仕事にとっては、やはり作業の妨げになる。

除雪をしてからの作業になるし、道幅が狭くなってトラックが入れない現場もある。

運び出しには、どうしても時間がかかる。

けれど、もっと堪えるのは、空き家だ。

このウエットな雪は、手入れされていない建物にはかなり厳しい。

屋根に溜まり、軒を押し、静かに負荷をかけ続ける。

今年は何棟、倒壊するのだろうか。

そんなことを考える日が増えてくる。

倒壊した空き家から家財を運び出す作業は、危険で、そして重労働だ。

歪んだ床、崩れかけた梁、不安定な足元。

一つひとつ確認しながら、慎重に手を入れていく。

現場はまだ冬の只中にある。

それでも、足跡のある場所と、ない場所を見比べながら、

人が関わるということの重さを、雪は静かに教えてくれる。

今日もまた、雪と向き合う一日だった。

2026/02/02
805/1000 鈍刀を磨く人生   

「鈍刀を磨く。」

という言葉を知った。

自分を磨く、という言葉は少し気恥ずかしい。

どこか意識が高い感じもするし、成果が出ていないときほど、口にしづらい言葉だ。

でも実際は、もっと地味で、もっと日常的なものだと思っている。

毎日、必ずひとつ。

「あ、ここだな」と感じるポイントが訪れる。

人とのやり取りだったり、仕事の段取りだったり、

自分の言い方や態度だったりする。

大きな事件ではない。

むしろ、誰にも気づかれないような小さな場面だ。

その瞬間に、ふっと思う。

――ああ、今日も試されているな、と。

正解を出す試験ではない。

速さや要領を競うテストでもない。

「どう振る舞うか」「どう受け取るか」「どう飲み込むか」。

そんな、人としての姿勢を問われているような感覚だ。

鈍刀はいくら磨いても光らない。しかし磨いた自分が磨かれる。


人は何を鈍刀とするのかで、人生が変わるのだろう。

もちろん、渦中にいるときはしんどい。

またか、と塞ぎ込みたくなる日もある。

それでも結局、またここに戻ってきてしまう。

どうやら、

鈍刀を磨くという愚行をやめない人生を、

選んでしまったらしい。
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