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環境管理センターブログ

2026/01/01
775/1000 新年一発目は、ピント合わせから   

新年が始まりましたね。

朝起きて、まずやったことは、やっぱりお片づけでした。

とはいえ、普段からそれなりに片付けているつもりではあります。

でも、ふとした瞬間に「今だな」とスイッチが入って、やり始める。

新年という区切りは、やっぱりそのきっかけになります。

今日は、いつも仕事で使っているバッグにバッグフォルダーを設置しました。

それから、娘のバレーボール部引退に伴って、あまり出番のなくなった自慢の望遠レンズの置き場を変更したり。

どれも大きな変化ではありませんが、一年の中で環境は確実に少しずつ変わっている。

その変化に、こちらの感覚を合わせ直していくような時間でした。

これは、メガネを新調したときの感覚に少し似ています。

それまで特別ぼやけているとは思っていなかったのに、新しいメガネに替えた瞬間、世界がくっきりと見え始める。

「ああ、こういう輪郭だったのか」と、あとから気づくあの感じです。

お片づけも同じで、困っているわけじゃない。

不便でもない。

ただ、ほんの少し整えるだけで、動きが滑らかになり、気持ちまで静かになる。

使わなくなったから手放す、というほどでもない。

けれど、今の暮らしや仕事の動線には、少しだけ合わなくなってきたモノたち。

だから、役割に合わせて居場所を変える。

お片づけをしていると、モノを整理しているようで、

実は家族の時間や、自分のステージの変化をそっと確認しているのだなと思うことがあります。

新年一発目は、やっぱりお片づけから。

何かを大きく変えるというより、「今の自分に、きちんとピントを合わせる」。

そんなスタートが、今年はちょうどいい気がしています。

2025/12/30
773/1000 末広がりで、年を終える   

当社は今日で御用納め。

とはいえ、明日31日も数名のスタッフが出勤してくれる。年末の区切りというのは、きれいに線が引かれるものでもないのだと、そんなことを思う。

それにしても、今年の冬はやけに暖かい。

正月前のあの張りつめた空気や、凛とした寒さがなくて、「ああ、もう年が変わるんだな」という実感が、どうにも湧いてこない。私だけだろうか。

そんな中、義母から電話があった。

子どもたちにお年玉を8,000円ずつ送ったという。

「なんだか半端だね」と妻が言うと、その理由が面白かった。

来年は令和8年。末広がりの「8」だから、8,000円なのだそうだ。

なるほど、そういう願いの込め方もあるのかと、少し嬉しくなる。

今年最後の買い物は、コンビニで済ませた。

レジで受け取ったレシートを何気なく見ると、合計金額は888円。

これはなんとも景気がいい。

願掛けのような気持ちでそのレシートを持ち帰り、小林家のグループLINEにアップした。

振り返れば、今年もいろいろあった。

ただ、不思議なことに、今年ほど自分を成長させてくれた年はなかったように思う。

思い通りにいかない出来事も、立ち止まった時間も、あとになってみれば、すべてが自分をつくる養分になっていた。

今はまだ、その成長がはっきりとした形になっているわけではない。

けれど、この一年で積み重ねてきたものが、来年きっと花をひらく。

そう信じて、新しい年を迎えたい。

派手さはないけれど、悪くない年の締めくくりだ。

静かに、そして前を向いて、今年を終える。

2025/12/28
771/1000 庄内お片づけ部忘年会開催   

昨日は、地域にお片づけの魅力を発信していこうという、稀有な団体、庄内お片づけ部の忘年会がありました。

年末らしく、まずは今年の活動を振り返るところから話は始まります。

整理収納アドバイザー東北フォーラムのホストを務めたり、無印良品酒田にブース出店したりと、忙しくも手応えのある一年でした。

その渦中にいるときは余裕がなくても、こうして年の終わりに言葉にしてみると、「ちゃんと前に進んでいたな」と静かに実感します。

話題は自然と映画の話へ。

庄内お片づけ部は、私以外は全員女性。

同じ映画を観ていても、登場人物の感情の揺れや、言葉にされなかった背景に目を向ける視点がとても細やかで、聞いているだけで視界が少し広がる感覚があります。

スクリーンに映っていたのは同じはずなのに、見えていた景色はそれぞれ違っていたようです。

それで、2枚目も好きなんだけど、映画でいちばん印象に残るのは、2.5枚目だったりする話とか。納得でした。

完璧すぎる主人公より、ちょっと格好よくて、でもどこか抜けている。決めきれない場面があったり、余計な一言を言ってしまったり。

その“0.5枚分の人間味”がある登場人物こそ、エンドロールの後にふと思い出される存在だったりします。

そのまま話題は波動の話だったり、スピリチュアル界隈では来年は流れが変わるらしい、なんて話まで。

とはいえ、どれも肩に力の入った話ではなく、片づけも、映画も、スピリチュアルな話も、結局は

「今の自分は、どんな状態で生きているのか」それを確かめる時間だったように思います。

にぎやかではないけれど、心地いい。

今年をきちんと終えて、少しだけ前を向けた、そんな忘年会でした。

2025/12/26
769/1000 今年最後の儀式   

私は父の会社を継いだから、

仕事というのは、これしかないと思ってきた。

それでも、ときどき思う。

本当は、自分は何をしたいのだろう、と。

腕時計が好きだから、

「65歳になったら、時計屋さんにでもなろうかな」

と妻に言う。

「儲からなそう」

そう言って、妻は笑う。

でも私は知っている。

父から受け継いだのは、清掃という仕事だ。

そしてこの仕事をしているとき、

自分はいちばん幸せだということを。

楽な仕事ではない。

無理をすることもあるし、

しんどい現場もある。

それでも、現場に立っていると、

自分がちゃんと、ここにいる感覚がある。

私は、この仕事が好きだ。

そしてここが、

私がいちばん、活きる場所だ。

今年最後の空家整理の現場が終わった。

空き家から、どんどんモノが運び出されていく。

掃除機で、タンスの裏に溜まった

ヤニの混じった綿ぼこりを吸い、

ネズミのフンを箒で集めていく。

そうしているうちに、

家そのものが、深呼吸を始めるのが分かる。

この家は、解体されるという。

それでも、最後は掃き清める。

解体前の空家を、ここまで丁寧に清掃する業者は多くない。

ご依頼主から、特別な指示があるわけでもない。

けれど、これは私たちにとって大切な儀式だ。

ここにあった想い出を、

どこか天国みたいな場所へ送り出すための、儀式だ。

そんな、今年最後の儀式が終わった。


2025/12/24
767/1000 7分間に詰め込まれた、5ヶ月分の本気   

今日は、

昨年はチャレンジャーとして参加していた

鶴岡イノベーションプログラム2025の事業構想発表会に参加してきた。

発表は6チーム。

どのチームも、本当に素晴らしかった。

大感動・大興奮。

その言葉以外、見当たらない。

ビジネス構想というのは不思議なもので、

プランの完成度以上に、

「どれだけ本気か」「どんな人なのか」が、どうしても表に出てしまう。

上手く話そうとしても、

格好よく見せようとしても、

覚悟の浅さも、迷いも、逆に強さも、全部滲み出る。

だからこそ、あの7分間は嘘がつけない。

7分間。

たった7分。

けれどその裏には、5ヶ月分の時間が詰まっている。

考えて、壊して、また考えて。

否定されて、揺れて、それでも前に進んできた濃密な時間。

その積み重ねが、会場の空気を一気に変えていく。

昨年、自分がその立場だったから分かる。

あの場所に立つまでが、どれほど濃厚かということを。

今日は聞く側だった。

けれど、心はずっと前のめりだった。

「いいな」

「この感じだ」

そんな気持ちが、何度も胸の奥で湧き上がった。

挑戦する人の姿を見ていると、

胸が熱くなって、

ズドーンと前向きな気持ちに導かれる。

最後に、このプログラムの発案者である

野村総研のチーフが語った話がある。

大きな岩は、一人では動かない。

仲間が必要で、時間も力もいる。

けれど、

たった一人でも「動かす」と決める人がいなければ、

その岩は、永遠にそこにあるだけだ。

そして、

今日ここはゴールではなく、スタート地点なのだということ。

この言葉は、

私も昔、師匠から教えられた言葉でもある。

当時は、正直よく分からなかった。

けれど、年を重ね、立場が変わり、

事業や人に向き合うようになって、

ようやく腹に落ちてきた。

私自身、

昨年このプログラムで描いたプランを、

いまも温め続けている。

形は変わり、スピードもゆっくりかもしれない。

それでも、

あの時見据えた岩を、今も動かし続けている。

ビジネスは、チームで動かすものだ。

けれど、始まりはいつだって一人の覚悟だ。

今日の6チームの7分間は、

その「始まり」を、はっきりと見せてくれた。
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