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2026/08/13
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息子の部屋の模様替えをした。
これが最高に面白かった。
一応、私は整理収納アドバイザーなので、ただ家具を動かすのではなく、息子と一緒にちゃんと順番を踏んでやってみた。
まず最初は「目的」。
「この部屋で、どんな暮らしがしたい?」
息子の答えは、
「PCが使えて、ギターとかベースの練習ができる部屋」
なるほど。では、そこをゴールにする。
次に「整理」。
つまり、不必要なものを取り除く。
昔のプリント、もう使わない参考書、いつのだか分からないお菓子……。
こういうものが少しずつ溜まって、本当に使いたいものの邪魔をしている。
そして「分ける」。
息子の部屋はいろんなものがごっちゃになっていた。
本棚には漫画も参考書も文庫本も図書館から借りてきた本もある。
私服と制服も一緒。
飾りたいものと、普段使うものも一緒。
そこで交通整理をする。
ここは勉強。
ここは趣味。
これは飾る。
これは仕舞う。
そんなふうに一つひとつ居場所を決めていく。
それから「収納」。
使用頻度を考えて、よく使うものは取りやすい場所へ。
あまり使わないものは少し遠くへ。
そして、もう一度最初の目的に戻る。
「PCが使えて、ギターとかベースの練習ができる部屋」
起動しなくなっていたPCは、エアーダスターで埃を飛ばしたら復活。
今度は埃が入りにくい場所に配置した。
ギターを弾くには、肘付きのゲーミングチェアが邪魔になる。
ならば、それも取り除く。
そして最後は「飾る」。
片づいた部屋を、ただ何もない部屋にするのではない。
好きなものを飾る。
ギターやベースが格好よく見えるようにする。
自分がそこにいたくなる部屋にする。
整理収納というと、「捨てる」とか「きれいに収納する」というイメージが強い。
でも、本当はそうではない。
何をしたいのかを決めて、
その邪魔をしているものを取り除いて、
必要なものを使いやすく配置して、
最後に自分らしさを加える。
今回の息子の部屋で言えば、
「片づいた部屋」がゴールではない。
PCを使えて、好きなギターやベースを気持ちよく弾ける部屋。
それがゴールなのだ。
整理収納とは、部屋を整える技術というより、
そこでどう暮らしたいかを形にする作業
なのかもしれない。
だから片づけは面白い。
今日は息子の部屋の模様替えをする。
というのも、昨日、息子がファーストギターを買ったからだ。
これまで息子が弾いていたのは、正月に買ったベース。
なぜか置き場所は私の4畳半の部屋で、アンプも私のものを使っていたので、私の部屋の一角が息子の練習スペースになっていた。
そんな息子が、昨日ついにエレキギターを買った。
きっかけはたぶん、少し前に私が借りてきたストラトキャスターだと思う。
せっかくなので息子に、ストラトの特徴や、ピックアップを切り替えると音色がどう変わるのかなどをあれこれ解説した。
それで興味が湧いたのか、自分でいろいろ調べ始めた。
予算と相談しながら候補を絞り、先週は楽器屋さんへ下見に行って試奏。そして昨日、お目当ての一本を購入した。
選んだのは、もちろんストラトキャスタータイプ。
日本製のコピーモデルで、60年代のヴィンテージを思わせるサンバーストの、なかなか渋い一本である。
息子は相当気に入ったらしく、
「ベースもギターもアンプも自分の部屋に持っていく」
という。
まあ、それは当然だ。
ただ、ベース一本ならなんとかなったものの、ギターが一本増え、アンプまで置くとなると、それなりの場所が必要になる。
そこで今日は模様替え。
ギターを掛ける場所をつくるため、ずっと壁に貼っていたお気に入りの『AKIRA』のポスターも剥がした。
家具の位置を変え、壁を空けて、そこにギターを掛ける。
ベースにギター、そしてアンプ。
考えてみれば、子どもの部屋というのは面白い。
小さい頃は親が用意した机やベッドが置かれているだけだった部屋に、いつの間にか自分で選んだものが増えていく。
好きな服が増え、本が増え、音楽が増え、とうとう楽器まで増えた。
そうやって少しずつ「子ども部屋」から「自分の部屋」になっていくのだろう。
そして今日、ベースとギターとアンプが、私の4畳半から息子の部屋へ引っ越していく。
私の部屋も息子の世界も、広くなる。
先日、関東から鶴岡へ移住されたという若者のお話しを伺った。
テーマは「鶴岡の魅力」
それが実に興味深かった。
彼がまず驚いたのは、ラーメンのレベルの高さだという。
「東京なら2時間待ちになるようなお店でも、鶴岡なら10分ほどで食べられる。」
ラーメン好きにはたまらない町なのだ。
次に挙げられたのが、空の美しさ。
空が広く、雲が立体的に見える。毎日見上げている景色も、都会から来た人には特別に映るらしい。
そして、暮らしのスケール感も魅力だという。
海まで30分。
スキー場まで30分。
田園風景までは0分。
こんな環境が当たり前にあること自体、とても贅沢なのだと気付かされた。
さらに、この土地には出羽三山や即身仏、修験道といった精神文化が今も息づいている。
単なる観光名所ではなく、「人はどう生きるのか」という根本を考え続けてきた歴史がある。その奥深さは、他の地域にはない鶴岡ならではの魅力なのだろう。
夜になれば、二次会はスナック、三次会は居酒屋という独特のはしご文化もある。
これもまた、この土地の人付き合いの濃さを感じさせる文化なのかもしれない。
もちろん、残念な点もある。
例えば、鶴岡駅ではSuicaが使えない。
首都圏から来た人にとっては少し驚くだろうし、私自身もここは改善されてほしいと思っている。
便利さだけで比べれば、都会にはかなわない。
しかし、その少しの不便さを差し引いても、この町には何度も訪れたくなる魅力がある。
実際、海外の旅行ガイド「ソドーズ・トラベル」では、日本で唯一、鶴岡が「訪れるべき場所」として紹介されているという。
世界が評価したのは、派手なテーマパークでも巨大なショッピングモールでもない。
豊かな食文化、美しい自然、人々の暮らし、そして長い時間をかけて育まれてきた精神文化だった。
地元にいると、それらは当たり前になってしまう。
だからこそ、外から来た人の言葉には価値がある。
私たちが何気なく暮らしているこの町は、実は世界から見ても特別な場所なのかもしれない。
鶴岡は、誰にでも分かりやすい観光地ではない。
だからこそ、一度その魅力に気づいた人は、きっとまた帰ってきたくなる。
そんな「玄人向け」の町なのである。
先日から会社では、できるだけ共有のテーブルで一緒に昼食をとるようにした。
もちろん、現場に出ているスタッフや外出している社員もいるので、全員がそろうわけではない。それでも、時間が合う人は自然と同じテーブルを囲むようになった。
最近、「個食」という言葉を耳にすることが増えた。
家族でも、それぞれ生活リズムが違い、一人で食事をすることが当たり前になりつつある。もちろん、それ自体が悪いことではない。
しかし、食事には栄養を摂る以上の価値があるように思う。
「今日は暑いね。」
「週末は何をしていたの?」
「そのおかず、おいしそうだね。」
そんな何気ない会話が自然と生まれる。
仕事の打ち合わせでは話さないようなことを知り、相手の人柄に触れ、お互いの距離が少しずつ縮まっていく。
会社づくりというと、制度やルール、会議のあり方などに目が向きがちだ。しかし、本当に良いチームをつくるのは、こうした何気ない時間の積み重ねなのかもしれない。
一緒に食事をすることで、「最近少し疲れているのかな」「今日はいつもより元気そうだな」といった小さな変化にも気づける。
そうした気づきは、チームワークや思いやりの土台になっていくのではないだろうか。
家庭に食卓があるように、会社にも人が自然と集まり、笑顔で話せる場所があることは、とても大切なことだと思う。
先日始めたばかりの取り組みなので、すぐに何かが変わるわけではないだろう。
それでも、一緒に食事をするという小さな習慣が、これから会社の雰囲気やチームワークにどんな変化をもたらしてくれるのか。
そんなことを楽しみにしながら、これからも焦らず見守っていきたい。