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6月、最初の営業日。
ありがたいことに、今月も無事に仕事を始めさせていただいております。
当社では、毎月月初の朝礼で「社長から一言」という時間があります。
これがなかなか毎回悩ましくて…。
どうしたら、みんなに“自分ごと”として興味を持ってもらえるか。
そんなことをいつも考えながら、話す内容を練っています。
実は私たちは、この朝礼という場に20年間ずっと磨きをかけてきました。
それは、ある先輩経営者のこんな言葉がきっかけです。
「朝礼は企業の縮図。体で言えば“ツボ”のようなものだ」
朝礼をしっかりと刺激すれば、会社全体の流れも整っていく——
そう教わってから、私はこの場に大きな可能性を感じてきたのです。
そして5月からは、コロナ前のスタイルに戻して、“朝からめちゃくちゃ元気な朝礼”へと再始動。
今朝は、その背景と、なぜ私がそこまで朝礼にこだわっているのか、
スタッフのみんなに改めて伝える時間を持ちました。
さらに、これも5月から始めた取り組みとして、
毎週土曜の作業車の洗車と車内清掃についても触れました。
これは「きれい好きだから」ではありません。
安全運転のための環境づくりなのです。
作業車という“職場”を、自分たちの手で整えることで、
気持ちも、仕事の流れも、安全意識も整っていく。
私はそう信じています。
こうした会社の日常のひとコマに、ちゃんと意味を吹き込んでいくこと。
それが、働く空気を少しずつ変えていくのだと思うのです。
というわけで、6月もどうぞよろしくお願いいたします。
最近、あらためて思うことがあります。
やはり、女性の視点や意見というのは、組織にとってなくてはならない。
これまでさまざまな会や団体、プロジェクトに関わってきましたが、
衰退していく組織には、決まって女性が少ないか、まったくいない。
逆に盛り上がっているところは、例外なく女性がちゃんと関わっている。
しかも一人や二人ではなく、半数ほどが女性という場面も多かったように思います。
実際、私が所属しているある会も、
女性の参加が多かった時期は、会の空気が明るく、行事も盛況で、自然と人が集まってきた。
けれど、女性の参加が減っていくと、どこか空気が重く、
話が内向きになり、発信も減り、停滞感が漂うようになった。
やはり女性は「盛り上がっているか、沈み始めているか」という
組織の“温度”に敏感なのかもしれません。
空気が淀んできたな、もうここでは力を発揮できないな、と感じたら、
潔く距離を取る。次に行く。
その切り替えの速さが、組織の新陳代謝を促しているようにも見えます。
一方、男性はどうかというと──
プライドや義理がブレーキになって、なかなか抜けづらい。
「俺が抜けたら困るだろう」とか、「最後まで責任を果たさなきゃ」と思って、
ときに身動きが取れなくなることもあります。
だから私はやっぱり思うのです。
組織には、女性が必要だ。
柔らかさも、現実感も、変化に対する感度も。
女性が関わることで、組織がしなやかに、呼吸をするようになる。
…でも、女性だけでもやはりいけない。
どちらかに偏れば、バランスを欠きます。
女性ばかりの場であっても、どこかで息苦しさが出る瞬間はあります。
やはり必要なのは、多様な視点が、同じ場にあること。
そういう意味で、
「女性がいるかどうか」というのは、組織に“多様性”があるかを測る一つのバロメーターなのかもしれません。
男性と女性、それぞれの視点や価値観が、うまく補い合える場所。
私は、そういう場所にいたいと思っています。今日は久しぶりに、お片づけの現場へ。
依頼者さんのご希望で、半日だけの作業。
「1日なんて無理です…」というお気持ち、よくわかります。
やってみると、本当にそうなんです。
お片づけって、想像以上に疲れる。
実際に作業したのは3時間ちょっと。
終わってみれば、体はクッタクタ。
「これは今日もだいぶ歩いたな…」と思って歩数を確認すると、
5,500歩。たったの3.5km。
「あれ?そんなもん?」と一瞬拍子抜けするけれど、
いやいや、これは歩数じゃ測れない疲労感なんです。
片づけの現場では、ただ体を動かすだけじゃありません。
出てくるモノを見ながら、
「これは残す?」「これは処分?」「保留?」と、
ものすごいスピードで頭を回転させる。
気づけば、頭がグルングルンしてる。
中腰、しゃがみ込み、持ち上げ動作も地味に効くし、
知らず知らずのうちに、全身フル稼働。
汗だくになるほどの動きじゃなくても、
“密度”がすごいんですよね、片づけって。
それでも、現場でしか得られない感覚があります。
人とモノの関係を肌で感じて、
空間が少しずつ整っていく様子を見るのは、やっぱり好きだなと思いました。お片づけや終活に関する講演のご依頼をいただくことがあります。
ありがたいことに、これまで各地でお話しする機会をいただいてきました。
事前には主催者の方と打ち合わせをし、テーマや機材の確認も済ませて会場入り。
…なのですが、これまで幾度となく、「えっ?」という出来事に出くわしてきました。
プロジェクターがない。
あるけどケーブルがない。
ホワイトボードマーカーがカッサカサで、書こうとすると音だけする。
なかには、講演料ゼロ円という潔いケースもありました。
でも、だからと言ってこちらのスタンスが変わることはありません。
機材がなければ、自分で持って行けばいい。
ケーブル、プロジェクター、マーカー、時には仙台までスピーカーとマイクセットを車で運んだこともあります。
講演は、壇上に立って話す“表の仕事”だけでなく、
「話が届く場を整える」裏の準備も含めてひと仕事だと感じています。
そして、それがうまくいくかどうかは、最終的にはやはり、
担当者の「いいものを届けたい」という気持ちにかかっている。
会場にその熱がある時は、空気も参加者も自然と前のめりになる。
反対に、ただ「やることになったからやってます」的な、消化試合のような会もあって、
正直、その空気に滅入ることもあります。
それでも、これまで十数年、どんな主催者でも、どんな会場でも、参加者が1名でも、全力でやる。
これが、私の考える「受けっぷり」です。
そして何より――
人前で話すというのは、プレゼントを手渡すこと。
その場にいる誰かに、たしかに届くように。
自分の声で届け続けたいと思います。
てなことで
講演のご依頼、お待ちしております。今日は地区運動会の予定だったけれど、朝からしっかり雨。
中止の知らせが届いた瞬間、
「残念…」という空気の中で、ひとり静かに“ラッキー”と思っていた。
実はちょっとだけ、それなりに備えていた。
別に楽しみにしていたわけじゃないけど、
転ばないように、こっそりランニングしたり、足のストレッチもしておいた。
だからというわけではないけれど、
中止なら中止で、内心ほっとしたのは正直なところ。
ぽっかり空いた午前中、習字のお稽古へ。
この一年で、8級から1級まで進級した。
子どもの頃以来だけど、筆を持つのは意外と心地いい。
無心で書く時間が、いいリセットになる。
午後は、娘と一緒に『HUNTER×HUNTER』のアニメを観る。
作者の冨樫義博さんは山形県新庄市の出身。
山形県民としては、ちょっとした誇らしさも感じる。
作品の緻密さに感心しながら、親子で静かに並んで観る時間もまた、悪くない。
その後は、革製品のメンテナンス。
財布、名刺入れ、ベルト、バッグ。
仕事でも日常でも使う相棒たちに、オイルをなじませて、優しく拭き上げる。
使い込んでいるからこそ、手をかけるとちゃんと応えてくれる。
艶が戻る瞬間に、ちょっとだけ達成感がある。
そして今日は、会社では整理収納アドバイザー2級認定講座も開催中。
月1回のこの講座、「一生モノのお片づけスキルが1日で手に入る」がキャッチコピー。
毎回違う参加者が、それぞれの理由で受講されていて、こちらも学びが多い。
そんなこんなの日曜日。
運動会は流れたけれど、
筆を持ち、アニメを観て、革を磨いて、
予定外にじっくり整った一日だった。