773/1000 末広がりで、年を終える
2025/12/30
当社は今日で御用納め。
とはいえ、明日31日も数名のスタッフが出勤してくれる。年末の区切りというのは、きれいに線が引かれるものでもないのだと、そんなことを思う。
それにしても、今年の冬はやけに暖かい。
正月前のあの張りつめた空気や、凛とした寒さがなくて、「ああ、もう年が変わるんだな」という実感が、どうにも湧いてこない。私だけだろうか。
そんな中、義母から電話があった。
子どもたちにお年玉を8,000円ずつ送ったという。
「なんだか半端だね」と妻が言うと、その理由が面白かった。
来年は令和8年。末広がりの「8」だから、8,000円なのだそうだ。
なるほど、そういう願いの込め方もあるのかと、少し嬉しくなる。
今年最後の買い物は、コンビニで済ませた。
レジで受け取ったレシートを何気なく見ると、合計金額は888円。
これはなんとも景気がいい。
願掛けのような気持ちでそのレシートを持ち帰り、小林家のグループLINEにアップした。
振り返れば、今年もいろいろあった。
ただ、不思議なことに、今年ほど自分を成長させてくれた年はなかったように思う。
思い通りにいかない出来事も、立ち止まった時間も、あとになってみれば、すべてが自分をつくる養分になっていた。
今はまだ、その成長がはっきりとした形になっているわけではない。
けれど、この一年で積み重ねてきたものが、来年きっと花をひらく。
そう信じて、新しい年を迎えたい。
派手さはないけれど、悪くない年の締めくくりだ。
静かに、そして前を向いて、今年を終える。

